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しらす雑炊  巨大漂流物   満潮移動 [減塩主食]




2008年12月初旬、三浦半島は時ならぬ暴風雨に見舞われた。珍しいことである。

大荒れの海のため、遠方から大型構造物を載せた台船を曳航していた引舟のワイヤーが、城ケ島沖でブイに絡まり、切れ、台船が流され座礁した。実際に座礁した地点は葉山の真名瀬海岸である。東京湾の中の事故でなかったことが不幸中の幸いである。

TVニュースでこれを知り、翌々日に真名瀬海岸に見に行くと、静かな海の磯に、天井走行クレーンのような巨大な構造物が台船の上に載っているではないか。

真名瀬の夕照

また岸壁には県外ナンバーのクルマも含め数十人の野次馬が集まっていた。双眼鏡の倍率を最大にして覗くと、確かに造船所で使用するような大型の天井走行クレーンと確認された。台船の状態はというと、磯全体にすっぽり尻餅をついている状態だ。

真名瀬のマンションに住むという古老の話しでは、「80年住んでいるがこんな光景は初めてだ。」とのこと。また別の岸壁でじっとクレーンを見上げている人に聞くと、「サルベージ船会社が既に調査に入り、今月の満潮時を狙い、一気に磯から引き出すことで話が進んでいる。」とのことでホッとした次第である。

当日は薄日が射すくらいの天候であったが、台船上の天井走行クレーンを背景とした真名瀬の夕陽は、忘れたくても忘れられない光景となってしまった。

真名瀬は近海漁業の港として知られている。特に春には、しらすの水揚げが盛んなため、ここのレストランには、鮮度を活かした美味しい「しらす粥」や「しらす丼」というメニューがあるくらいである。

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